当時の名作を現在にリバイバル。VANS「ANAHEIM FACTORY COLLECTION」
音楽とファッションは密接な関係がある、そんな風に言われることが多いですが、僕自信もミュージシャンの服装を参考にする機会がしばしばあります。
今回購入した一足もまさに“それ”。某ミュージシャンが履いていたスニーカーをみて、久しぶりにVANSを履きたいあなぁ…という感情に駆られて、購入しました。
みなさんもそんな経験はないでしょうか。
VANSの名作「OLD SCHOOL」
今回購入したのは、VANSの「OLD SCHOOL(オールドスクール)」 。名前は知らなくとも、街を歩いていれば必ず見かける、名作中の名作です。
シンプルなスエードレザーのボディに、サイドの波打ったジャズストライプが印象的。VANSのスニーカーと聞いた時、真っ先に思い浮かべるのが、このアイコニックなデザインでしょう。
1977年にリリースされて以降、スケーターなど主にストリートカルチャーの中で愛され、これまで数々のアーティストやブランドなどとのコラボレーションも発表されてきました、
VANS ANAHEIM FACTORY COLLECTION
そして今回、せっかくならと普通のOLD SCHOOLではなく、VANS ANAHEIM FACTORY COLLECTION (ヴァンズ アナハイム ファクトリー コレクション)と呼ばれる特別モデルを購入しました。
VANSは創業当初、シューズの製造工場をアメリカ・アナハイムにかまえていました。現在は中国などアジアへと製造過程を移しましたが、このアナハイムファクトリーコレクションでは、このアナハイム当時のオリジナルモデルを復刻。
アッパーに用いられているスウェードが現在販売しているものより厚みがあったり、現行モデルにはないシューレースなど、スニーカーファンにはたまらない仕様となっているのです。
トゥとヒールの部分はスウェード素材なのですが、サイドはコーデュロイ素材で切り替え。同じブラックの中で、質感の違いが現れる面白いデザインです。
現代仕様にアップデート
デザインこそ復刻モデルですが、実は現代仕様にアップデートされている部分も。インソールは、VANSの一部モデルに採用されているULTRA CUSHを用いることで、長時間の着用でも疲れにくい仕様に。
ソールもハニカム構造になっており、グリップ力が高くなっています。
足下から装いを組み立てる
このスニーカーが手元に届いて、まず感じたのは「ブルーのデニムに合わせたいな…」ということ。普段はモノトーンな服装が多いのですが、VANSはよりカジュアルな装いにマッチするような気がしたのです。
足下のVANSからブルーのデニム、そして柄ニット、アウターにはトレンドのボアジャケット。
普段ならあまりしない服装ですが、意外と良い感じ。ほどよく足下のブラックが全体のコーディネートを締めてくれる、そんな印象がします。
この秋は、VANSとともに新しい装いにちょっとずつチャレンジしていきたいと思います。