
楽をするというのは、なんだか否定的に捉えられがちなのだけど決して悪いことではない。決して”手を抜く”ことと同意ではなく、常に一定のパフォーマンスを発揮するために、可能な限り仕組みを整えて、フローを減らす。
どんな分野においても上手くいっている人は自分なりのルーティンを作っていたり、細部に工夫を凝らしている。一つひとつの負荷を減らしていくことで、目先の結果は振るわないこともあるかもしれないのだけど、最終的には大きな成果をもたらす。
飛び抜けた何かを持っていない限り、コツコツと続けていくことこそが何よりも大切である。
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Anker「PowerExpand Elite 13-in-1 Thunderbolt 3 Dock」

これまで自宅のデスクで作業する際には、手元のMacBookにハブをつないで、そのハブに有線LANケーブル、モニターのHDMIケーブル、充電用のケーブルなどをいちいち接続する必要があった。ほんのちょっとしたことなのだけど、この動作を楽にしたい。
そこで、目に止まったのがMacBookと周辺機器をケーブル一本で繋ぐための基盤となる「ドッキングステーション」というアイテム。このケーブル類をきゅっとまとめ、MacBookとステーションをケーブル一本で繋げば、あらゆるセットアップが瞬時に完了するスグレモノ。

とはいえ、これまでUSB-Cポート(特にThunderbolt 3ポート)を備えたドッキングステーションは市場にそれほど数がなく、購入を見送っていたのだけど、ここにきて安心・安定のAnkerが満を持してリリースしてくれた。
内容物

内容物は、ACアダプターとThunderbolt3 ケーブル (約63cm)、そしてPowerExpand Elite 13-in-1 Thunderbolt 3 Dock本体。
Thunderbolt3 ケーブルって安いものでも3000円くらいするので、付属しているのでありがたい。しかも 長さもちょう良い。
アルミを基調とした本体

アルミを基調とした筐体は、コンパクトながらもずっしりと重みを感じる。Apple製品との親和性の高いルックス。
排熱を意識してなのか、全面と背面はボコボコと溝のあるデザインとなっており、どことなく旅行の際に用いるキャリーケースっぽい。

底面には縦置き設置するために滑り止めシートが。
ノートPCの可能性を拡張する充実のポート類

さて、肝心のポート類。商品名にある「13-in-1」の通り、13口のポートを一つにまとめてくれている。
前面

フロント部分には下のポートが搭載。
- PD対応USB-Cポート (10Gbps, 5V=3A / 9V=2A)
- データ転送用USB-Cポート (10Gbps, 5V=0.9A) ※充電非対応
- USB-Aポート (5Gbps, 5V=1.5A)
- SDカードスロット (SD 4.0 UHS-II)
- microSDカードスロット (SD 4.0 UHS-II)
- 3.5mmオーディオジャック
これさえあれば困らない”分かってる”ポート配置。
PCで作業しながら、手元にiPhoneやiPadを置いて充電することも多いので、フロントに18W出力可能なUSB-Cポート(PD対応)があるのはすごくありがたい。USB-A端子もさせるので、マイク類も繋ぐことができるね。
それと、動画編集したり、御作製作される方は有線のイヤホン・ヘッドホンされる方も多いと思うのだけど、オーディオジャックも使いやすい位置に収まっている。
背面

こちらが背面。モニターを繋ぐHDMIポートや、MacBook本体と接続するThunderbolt 3ポートが搭載。
- Thunderbolt 3 アップストリームポート (40Gbps, 最大出力85W, 5V=3A / 9V=3A / 15V=3A / 20V=4.25A)
- Thunderbolt 3 ポート (40Gbps, 最大出力15W, 5V=3A)
- データ転送用USB-Aポート (5Gbps, 5V=0.9A) × 3 ※充電非対応
- HDMI 2.0ポート (4K 最大60Hz)
- イーサネットポート (10/100/1000Mbps)
- DC入力ポート (20V=9A)
MscBookと繋ぐThunderbolt 3ポートは、40Gbpsのデータ転送速度となっており、10,20GB程度のデータであれば10秒かからずに転送可能。また、出力に関しても最大85W出力で、MacBook Pro13インチはもちろんのこと16インチでもほとんどマックスに近い速さで充電(給電)が行うことができる。
Thunderbolt 3 ポート経由の場合:5K (5120×2880 px @60Hz)までの出力に対応。個人的に今はオーバースペックなのだけどこれはすごい。ちなみにデュアルディスプレイで使用する場合は、Thunderbolt 3 ポートとHDMIポートの療法を使う必要があるのだけど、同時4K (4096 x 2160 px @ 最大60 Hz)出力対応。
ケーブル一本でMacBookをフルに活かす

実際にデスクに設置してみた。結構小さいので、モニターとデスクの隙間にすっぽり収まるサイズ感。

外出先でMacBookを持ち出して帰ってきたらケーブルを一本差し込むだけで、すぐにベストな環境が整えられる。
これまで使用していたUSBハブとは異なり、ドッキングステーションは本体自体に電源の出力機能が備わっているので、複数の機器と繋いだ際の動作も非常に安定している。

僕自身はこのブログを含めて、写真や動画素材を扱うことが多いので、撮影する度にSDカードからPCにファイルを取り込む必要があるのだけど、この辺りもUHS-II規格に対応しているので、この辺りもめちゃめちゃ高速。
少し気になる点も
実際に設置してみて、しばらく使用してみると若干気になる部分もあったので、あわせて書いておく。
ACアダプターが大きい

よく読むとAmazonの商品ページの下の方に書いてあったのだけど、ACアダプターは結構大きい。
本体がコンパクトなせいもあるのだけど、ACアダプターがステーション本体よりも大きいのはちょっと気になるね
(本体:約125.8×88.5×41.9mm、約490g / ACアダプター:約16.6 × 8 × 2.5 cm、約746g)
縦置きの安定感はちょっと微妙かも

実際に使用していて感じるのは、縦型ゆえに若干バランスが心もとない点。
その分排熱が良く、熱くならないのは嬉しいのだけど、やはり底面の滑り止めだけでは少し動かした際にパタンと倒れてしまうことがしばしば。できることなら何かスタンドが欲しい。
ノートPCをまるでデスクトップのように

ハブがあれば基本的に代用できる部分が多く、ACアダプターがかさばる、さらに3万を超える価格など、万人が必要なのかと言われれば決してそうではないアイテム。とはいえ、やはり”ケーブル一本”ですぐに環境を構築できる便利さは代えがたいものがある。
MacBook Proのような、そもそも基礎スペックがそこそこ高いマシンであれば、このステーションがあれば本格的にデスクトップPCと同じ用に運用が可能になる。それでいて、外に持ち運ぶ時はケーブルをさっと外すだけ。
しばらく使ってみても、セルフパワー式ということもあるのか、USBハブを使用していた時よりもかなり動作が安定している印象。(ハブを使っていたときは特に有線LAN接続時に度々接続が途切れていた)
特に昨今は、本格的にリモートワークになった方も多いことだろう。PCも買い替え、モニターも揃えたという人はぜひドッキングステーションも一緒に導入してみてはいかがだろうか 。
Anker PowerExpand Elite 13-in-1 Thunderbolt 3 Dock ドッキングステーション – Anker
▽Thunderbolt 3が必要ない方は、約1万安い下記のモデルでも良いかと思う。正直この部分とデザイン以外にそれほど違いはない。
関連:デスク環境をまとめました

こちらのドッキングステーションを含めた、現在のデスク環境について書いてみた。この一年で随分と充実した気がするね。今後も少しずつアップデートしていきたい。







