簡単、手軽。シューレース交換で、スタンスミスを蘇らせる。
神は細部に宿る。ファストファッション全盛の昨今で、大まかなデザインに関して言えば、ハイブランドとの差はそれほどなくなってきました。しかしながら、やっぱり違いはディティールに出るもの。
靴であれば「シューレース」もその一つ。同じ色、であっても形状、細さ、材質が異なることで靴の“顔”が大きく変化します。
スタンスミスのシューレースを交換
ちょうど一年ほど前に購入した真っ白なスタンスミス。
夏の足元を軽やかに。オールホワイトなスタンスミスを買いました
「スニーカー」という言葉から連想するようなボテッとしたボリューム感のある印象は感じられず、シュッとした、まるで革靴のようなフォルムで履きこむほどにオンリーワンのデザインだな、と感じる一足です。
(画像は購入時)
しかし、いつ頃かは定かでないのですが、靴紐の部分に汚れが付着しシミになってしまいました。もちろん、新しい一足を購入しても良かったのですが、まだまだアッパーはキレイな状態だった以前から気になっていたシューレース交換を行ってみることに。
靴ひも.comでシューレースをオーダー
今回は、靴ひも.com(くつひもドットコム)というサイトでシューレースを注文。
靴ひも.comは、自分の好みに合わせて、素材、長さ、太さ、カラーなど、沢山のオプションからシューレースをオーダメイドできるショップ。革靴用、スニーカー用、ワークブーツ用、丸ひもなど…対応するシューズも多岐にわたり、ほとんどの方はここで自分好みのシューレースを見つかられるはず。
僕が購入したのは、「カラー靴ひも・丸(No.701-M・3.5mm幅・全50色)」という型版のシューレースで、オプションとして、/ホワイト/125cm/シルバー金具をチョイスしました。
スタンスミスのデフォルトで付属しているシューレースは、一般的なスニーカーと同様「平紐タイプ」ですが、今回はあえて、革靴で用いられることの多い「丸紐タイプ」をチョイスしてみました。
表面には蝋引きの加工が施されているので、そのままのコットンに比べパリッとハリのある質感に。また、今回はレースの先に金属製のセルチップをオプションで選択。
実際にシューレースを交換してみます「before/after」
シューレースを交換する前、Beforeの状態がこんな感じ。これはこれで悪くないですけどね。
そして交換したAfterの状態がこんな感じ。
スタンスミス自体がボリュームが抑えめで極めて革靴ライクなスニーカーでもあるので、細いシューレースが非常にマッチしていますね。
紐自体が細くなるので、全体的にキュッと引き締まった印象になりますね。
シルバーのセルチップも主張しすぎず、程よいアクセントに。スタンスミス自体は非常に薄い作りで、さながら革靴のようなスニーカーなのですが、より革靴らしさが増したような印象ですね。
一手間加えて、気分一新
はじめてのシューレース交換でしたが、個人的には大満足。昨年履きすぎて、スタンスミスにやや飽きも感じていたのですが、ひと手間加えることで、また履いてあげようと思えるようになりました。
ただ、長さがちょっと短かったかも…!今回は125cmで注文したのですが、130cmないし135cmくらいあったほうがバランスが良かったかもしれません。もし同じように注文される方がいれば、長さだけご注意ください。
関連:真っ白なスニーカーを足下に
今回靴紐交換したスタンスミスの詳細はこちらの記事で紹介しています。お時間があれば、ぜひ合わせてご覧いただけると嬉しいです。やはり、名作は名作と呼ばれるだけあるなぁ……と感じる一足です。
夏の足元を軽やかに。オールホワイトなスタンスミスを買いました
関連:自分好みにカスタマイズする楽しさ
ファッションの文脈からは少し離れますが、もう一つ関連記事を。どんなモノであっても、自分なりにカスタマイズを施すことで、より愛着が高まります。
僕は、毎日のように使っているMacBookに対しても同じように、使いやすくなる工夫をいくつかしているのですが、その一つが角度をつけるPCスタンド。
これがあるだけで、視線が上がり姿勢が正されます。ただでさえ、体の不調を感じやすいデスクワーカーの皆さんに非常にオススメのアイテムです。
3mm、89gで視線を上げる。フィットするPCスタンド「MOFT」