
靴であれば「シューレース」もその一つ。同じ色、であっても形状、細さ、材質が異なることで靴の“顔”が大きく変化する。
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スタンスミスのシューレースを交換

ちょうど一年ほど前に購入した真っ白なスタンスミス。
「スニーカー」という言葉から連想するようなボテッとしたボリューム感のある印象は感じられず、シュッとした、まるで革靴のようなフォルムで履きこむほどにオンリーワンのデザインだな、と感じる一足。

(画像は購入時)
しかし、いつ頃かは定かでないのだけど、靴紐の部分に汚れが付着しシミになってしまった。もちろん、新しい一足を購入しても良かったのだけど、まだまだアッパーはキレイな状態だった以前から気になっていたシューレース交換を行ってみることに。
靴ひも.comでシューレースをオーダー

今回は、靴ひも.com(くつひもドットコム)というサイトでシューレースを注文。
靴ひも.comは、自分の好みに合わせて、素材、長さ、太さ、カラーなど、沢山のオプションからシューレースをオーダメイドできるショップ。革靴用、スニーカー用、ワークブーツ用、丸ひもなど…対応するシューズも多岐にわたり、ほとんどの方はここで自分好みのシューレースを見つかられるはず。

僕が購入したのは、「カラー靴ひも・丸(No.701-M・3.5mm幅・全50色)」という型版のシューレースで、オプションとして、/ホワイト/125cm/シルバー金具をチョイスした。

スタンスミスのデフォルトで付属しているシューレースは、一般的なスニーカーと同様「平紐タイプ」なのだけど、今回はあえて、革靴で用いられることの多い「丸紐タイプ」をチョイスしてみた。
表面には蝋引きの加工が施されているので、そのままのコットンに比べパリッとハリのある質感に。また、今回はレースの先に金属製のセルチップをオプションで選択。
ちなみに紐の太さは、見た目をいちばん動かす部分だと思っている。純正の平紐が8mm前後、革靴寄りに振るなら5mm前後、今回選んだ3.5mmはいちばん細い部類。数字にすれば小さな差なのだけど、履くと本当に別の靴に見える。
長さのほうは、正直かなり迷った。靴ひも.comは、ハトメの数×15cmを目安に、結ぶ前の状態で15〜20cm余るのが理想だと案内している。手元のスタンスミスを数えてみると、ハトメは片側7個。式に当てはめれば105cmになるのだけど、それでは確実に足りない。もともと革靴を基準にした計算式なので、ハトメの間隔が広いスニーカーだと短く出る。純正の紐の長さはサイズによっても変わる。迷ったら、いま付いている紐を外して測ってしまうのがいちばん早い。
実際にシューレースを交換してみます「before/after」

シューレースを交換する前、Beforeの状態がこんな感じ。これはこれで悪くないけどね。

そして交換したAfterの状態がこんな感じ。
スタンスミス自体がボリュームが抑えめで極めて革靴ライクなスニーカーでもあるので、細いシューレースが非常にマッチしているね。

紐自体が細くなるので、全体的にキュッと引き締まった印象になるね。
写真をよく見てもらうと分かるのだけど、いちばん上の穴は通していない。ここを空けておくと履き口がゆるやかに開いて、足首まわりに余白ができる。細身のパンツを合わせたときに軽く見えるのは、たぶんこちら。全部通せば甲がしっかり固定されるので、長く歩く日には向いている。その日の格好で決めていい部分だと思う。ただ、通す穴の数が変われば必要な紐の長さも変わるので、そこだけは先に決めておきたい。
色を白で揃えたのも効いている。同色でまとめると紐の存在が消えて、靴のシルエットだけが残る。黒を差せば輪郭がくっきりしてドレス寄りに。生成りやグレーなら、履き込んで少し飴色になったソールと馴染んでくれる。スタンスミスなら、ヒールパッチの色に合わせるくらいがちょうどいい。

シルバーのセルチップも主張しすぎず、程よいアクセントに。スタンスミス自体は非常に薄い作りで、さながら革靴のようなスニーカーなのだけど、より革靴らしさが増したような印象。
一手間加えて、気分一新

はじめてのシューレース交換だったのだけど、個人的には大満足。昨年履きすぎて、スタンスミスにやや飽きも感じていたのだけど、ひと手間加えることで、また履いてあげようと思えるようになった。
ただ、長さがちょっと短かったかも…!今回は125cmで注文したのだけど、130cmないし135cmくらいあったほうがバランスが良かったかもしれない。もし同じように注文される方がいれば、長さだけご注意ください。
具体的な目安を書いておくと、こんなところ。
| 110〜120cm | 結び目が小さくまとまる。一番上を通さない履き方向き |
| 125cm | 上を通さず6個で履くならぎりぎり。7個通すと足りない |
| 130cm | 七つ全部に通しても普通に結べる、無難な一本 |
| 135cm前後 | 結び目を大きく作りたい人、二重に結ぶ人向け |
切って短くすることもできるのだけど、丸紐は切り口がほどけてしまう。最初から長さを指定して頼んだほうが早い。
それから、次にやるときのために覚えておきたいことがいくつか。外す前に写真を撮っておくと、どの穴を上から通していたか迷わない。外した純正の紐は捨てずに測っておくと、そのまま次の注文の基準になる。そして通し終わったら、両端の長さを揃えてから結ぶ。ここが揃っていないと、どれだけいい紐でも締まらない。
考え方はどのスニーカーでも同じで、ハトメの数を数えて、いま付いている紐を測って、太さを一段細くする。それだけで、靴箱の奥にいた一足がもう一度新しく見えてくる。
関連:真っ白なスニーカーを足下に

今回靴紐交換したスタンスミスの詳細はこちらの記事で紹介している。お時間があれば、ぜひ合わせてご覧いただけると嬉しい。やはり、名作は名作と呼ばれるだけあるなぁ……と感じる一足。
関連:自分好みにカスタマイズする楽しさ

ファッションの文脈からは少し離れるのだけど、もう一つ関連記事を。どんなモノであっても、自分なりにカスタマイズを施すことで、より愛着が高まるのである。
僕は、毎日のように使っているMacBookに対しても同じように、使いやすくなる工夫をいくつかしているのだけど、その一つが角度をつけるPCスタンド。
これがあるだけで、視線が上がり姿勢が正される。ただでさえ、体の不調を感じやすいデスクワーカーの皆さんに非常にオススメのアイテム。







