サーバーで注ぐ、新しい形の“日本茶”体験。鎌倉「CHABAKKA TEA PARKS」
僕はコーヒーも好きなのですが、同じくらいお茶も好きで、飲む機会で言えば後者の方がずっと多いくらい。
勉強、仕事、コーヒーが「オン」のスイッチを入れるのなら、お茶はリラックスするために「オフ」のスイッチを入れてくれる存在です。
ちょうど先日、友人と一緒に鎌倉へ散歩に出かけたのですが、ここで今まで体験したことのない“新たなお茶”との出会いがありました。
CHABAKKA TEA PARKS
JRと江ノ電が乗り入れる鎌倉駅の西口を出てすぐに続く御成通り。300mほど続く商店街で、昔ながらの商店から今っぽいおしゃれなカフェや雑貨屋まで様々なお店が並びます。
そんな駅のすぐ近く、御成通りの入り口にお店を構えているのが、日本茶専門店の「CHABAKKA TEA PARKS (チャバッカ ティーパークス) 鎌倉店」。
ホワイトとネイビーの爽やかな外観が目印です。
店内に入るとすぐにレジが。爽やかなマスターが好みに合わせて、オススメを教えてくれます。僕は後述しますが、ドラフトティ=のあさつゆを注文。
ちなみに、このCHABAKKA TEA PARKSは、フード類の持ち込み可能だそう。近隣にはチョコレート専門店やジェラート屋など美味しそうなお店が並んでいるのでので、そちらに寄ってから、お茶と合わせて食すなんて贅沢なことも。
カウンター席の向かいには、棚にずらりと茶缶やティーバッグが。煎茶や抹茶、ほうじ茶、和紅茶など、どれも全国の厳選農家からセレクトしているそう。
茶缶のデザインがとってもおしゃれ。これはお土産としても喜ばれそうですね。
おしゃれに楽しむ「日本茶エンターテインメント」をコンセプトにしているそうで、全体的に入りやすい雰囲気のお店です。床には、店名のTEA PARKSから公演を連想させる芝生がさりげなく。
ちなみに電源とWi-Fiもあるので、あまり混んでないければカウンター席で作業もできそうですね。
ビールサーバーで注ぐ「日本茶」
お店の中央に“お茶”には似つかわしくないサーバーが。なんとCHABAKKA TEA PARKSでは、このサーバーでお茶を注ぐ「ドラフトティー」が楽しめるのです。
僕は「あさつゆ」を注文。ちなみに、期間限定でジン(お酒)のドラフトティーもあるそう。魅力的でしたが、まだ昼前なので、ここは我慢。
てっきり、店員さんが淹れてくれるのかと思っていたのですが、「お客さんご自身で淹れてください」とのこと。確かに体験型日本茶だ。
プラスチックのカップを手渡され、簡単な説明を聞いた後、いよいよ注いでみます。といっても、別に難しいことはなく、ビールサーバーと同じ要領でハンドルを前に倒しカップに注ぐだけですが。
ジュワーっと、窒素をたっぷり含ませながら注ぐので、まるでビールのようにふんわりとした泡に包まれたお茶に。
最初は泡で真っ白なんですが、時間を置くと泡がなくなり、徐々にお茶本来の色に。
雑味はなく、すっきりとした甘み。それでいて、日本茶特有の苦味が後味に感じられる。まさに暑い夏にぐっと飲み干したい一杯です。
友人はその日限定のスペシャル品種を注文していました(左)。この日は、つゆひかりという品種で、旨味がより強いそう。色味をみても、一目瞭然ですね。
僕も一口飲んでみましたが、たしかにさっぱり目のあさつゆに比べ、より甘みが口いっぱいに広がる印象の味でした。みなさんもぜひお試しを。
今回は冷たいお茶を頂いたので、今度は冬の寒い時期に来て、温かい日本茶をいただきたいなぁ。
近くのレストランに寄り道
「CHABAKKA TEA PARKS」とは直接、関係ないですが、この御成通りの一帯はおしゃれな飲食店が沢山。
ちょうどこの日も、ドラフトティーを飲みつつ涼んだ後に、徒歩1分圏内の人気イタリアン「Latteria BeBè Kamakura(ラッテリアベベカマクラ)」へ。
古民家をリノベーションしたお店で、手作りのチーズを使った絶品ピザをいただきました。CHABAKKA TEA PARKSへお立ち寄りの際はぜひ合わせて、いかがでしょうか。
店舗情報
店名 | CHABAKKA TEA PARKS 鎌倉店 |
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住所 | 神奈川県鎌倉市御成町11-10 |
定休日 | 水曜日 |
営業時間 | 11時~18時 |
その他 | 電源・WiFiiあり、ecbo cloak利用可 |
SNS | Instagram:chabakkateaparks |
公式サイト | CHABAKKA TEA PARKS |