カルチャーの街で、究極の讃岐うどんを提供する名店。原宿「麺散」
なにを隠そう、僕は讃岐うどんの本場である香川県に7年ほど住んでいましたから、うどんには大変うるさい人間であります。(まぁ、丸亀製麺もはなまるうどんもよく食べますけどね)
関東は、おいしいラーメン屋は星の数ほどありますが、美味しいうどん屋は本当に少ない…そんなふうにいつも思っているのですが、同じ香川出身の友人から「良いうどん屋ができたから行ってみて」とありがたいレコメンドをいただいたので、買い物がてら行ってみることに。
カルチャーの街「原宿」に
ファッションの街、原宿。うどんとは縁もゆかりも無さそうなこの場所にうどん屋が…?とマップの案内に従い進んでいくと、確かにありました。
「麺散」
出で立ちが僕の知るうどん屋とは随分違ってオシャレな感じです。TOKYOすたいるなんですかね。
讃岐うどん専門店「麺散」
麺散は「めんちらし」と読むそうです。さて、店内へ。思っているよりも随分広く、そして、どことなく違和感を感じる内装が広がります。
ハンバーガーショップのようなカウンターもあると思えば。
どこか下町の中華屋さんのようなテーブル席。
そして、奥の高級和食料理店のようなスペース。原宿の多様なカルチャーの混ざり合いのようなものを感じます。
さらに、お店の外にはキッチンカー。ちなみにこちらは「ONE」という出汁巻き玉子ドッグを販売しているお店となっているよう。
この謎の組み合わせ、、、ですが、この話を聞けば納得する方も多いことでしょう。「麺散」は、単なる飲食店ではなく、以前、中目黒で人気を博していたフィッシュバーガーショップ「デリファシャス」を手掛けたクリエイティブエージェンシー「en one tokyo」が手掛けているそう。
注文後ほどなくすると、うどんが到着。
香川で食す、讃岐うどんと他のうどんの大きな違いは、麺のコシも当然あるのですが、ダシが決定的に違うなと感じるのですが、この麺散のうどんは出しが美味しい、、、
かなり“いりこ”の風味がしっかり感じられるので、醤油ベースの出しに奥行きが。久しぶりに関東で美味しいうどんに出会うことができました。
揚げたての天ぷらもサクサクしていて美味しい。
サイドメニューのお肉が乗ったご飯もまた美味しい。
原宿のサク飯に
原宿、神宮前、表参道。このあたりはいつ行っても人が賑わっており、なかなかお店に入れなかったり、価格帯も高かったりと、なかなかサクッとご飯を食べられるお店がすくないのですが、450円〜うどんを食べられる「麺散」なら、気軽にふらっと寄れそうです。
店舗情報
店名 | 麺散 |
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住所 | 東京都渋谷区神宮前6-13-7 |
営業時間 | 11:30〜23:00(L.O. 22:30) |
定休日 | 火曜日 |
公式サイト | 麺散 |