三脚ライフ、まずはここから。Manfrottoのミニ三脚「PIXI EVO」
F値、ISO感度、シャッタースピード…きれいに写真を撮影するポイントはいくつかありますが、やっぱり重要なのは“ぶらさない”ことではないでしょうか。(意図的な場合は別として)
いくらカメラやレンズに手ぶれ補正が付いているとはいえ、特にシャッタースピードが稼げない暗い場面では、気を抜くとすぐにブレてしまいがち。
カメラをしっかり固定できる「三脚」の必要性には薄々気づいてはいたのですが、大きくて頑丈な三脚は重そうだし、今のところあまり活用の機会がなさそう…という理由はなんとなくスルーしてきました。
そんなとき、友人から小さくても良いやつあるよ、と教えて頂いたのでさっそくその場で購入してみることに。
Manfrotto ミニ三脚 PIXI EVO
こちらが、そのミニ三脚。Manfrotto社から発売されているミニ三脚「PIXI EVO」です。ブラックのボディに赤いマンフロットロゴが映えます。
三脚というと、金属の無骨なイメージがありますが、こちらはずいぶんと可愛らしい見た目をしています。
SONYのα7にTamronの標準ズームレンズを付けた状態と比較しても、同じくらいのサイズ。
屋外に持ち出す機会が多いアイテムだけに、普段のバッグにすっと収まるコンパクトさはとても嬉しいですね。
カメラへの装着は、底部のネジ穴にそのまま取り付けます。ギザギザの円盤をくるくる回すだけでかんたんに締められます。
ただ、頻繁に付け外しなどは難しく、やや取り回しに不便さを感じるので、別途アダプターなど購入してみても良いかもしれません。
赤いマンフロットロゴのつまみをひねると、雲台の角度調節も可能。 並行だけでなく角度を付けた撮影、縦位置の撮影にも対応対応しています。
足の長さは5段階調節
デフォルトがこんな感じ。
足の部分に付いているボタンを押しながら引っ張るとロックが解除されて、より長く伸ばすことができます。
より高くなりました。最大まで伸ばすと20cmほど高さが出ます。小さな三脚ですが、機能性にも優れます。このくらいの高さはテーブルフォトで非常に使いやすいですね。
ローアングルにも対応
開脚角度は55°と80の二段階となっており、根もとのレバーで切り替えを行います。
これにより伸高を10.5cmまで下げることが可能に。やや、スペースを撮ってしまいますが、ローアングルから撮影したいシーンでは使えそうです。
ミラーレス+ズームレンズでもしっかり支える
最大耐荷重は、2.5kg。僕が普段使っているこのSONYのα7にTamronの標準ズームレンズの組み合わせでも合計1.2kgほどなので、問題なく支えてくれます。
ミラーレス一眼であれば、相当大きなレンズを付けない限り、気にせず使用できるのではないでしょうか。
三脚ライフ、まずはここから
夜間や風景の撮影、よりよい写真を求めるなら、必須ともいえる三脚。まずがこうしたコンパクトでかさばらないミニ三脚から試してみるのも良いのではないでしょうか。
より小さく、コンパクトなのはこちら。コンデジならこちらでも良いかもしれません。