空間を拡張する一本の線「DRAW A LINE」を部屋に取り入れました
僕はモノがたくさん溢れていた方が幸福を感じる、ある種ミニマリストとは対局に位置するような人間。これまでにも紹介してきた服や雑貨をはじめ、様々なアイテムたちを購入してきたのですが、そろそろ物理的に収納スペースがいよいよ限界に…
コロナ以前は、自宅で過ごす時間も少なかったのでそれほど気にならなかったのですが、今後のことを考えると本格的に整理を進めねばと思い、ここのところは服や書類を処分したり、かさばる本を電子データ化なんかを進めていました。
とはいえ部屋の空間は有限。それならばと、以前から気になっていたデッドスペースとなっている“縦の空間”を拡張するアイテムを部屋に導入。これはなかなか良いですよ。
空間を拡張する突っ張り棒「DRAW A LINE」
さて、それがこちら。伝統ある収納用品のメーカーである「平安伸銅工業」とデザインユニット「TENT」が手を取り合って生まれた新しいカタチの突っ張り棒。
スチール素材にマットな塗装を施した本体は、100均なんかでみかけるプラスチック製のチープなそれとは全くの別物。仕方なくではなく、むしろ積極的に設置したいと思わせる、品の感じる佇まいがあります。もちろんそれなりの値段はするのですが、これは納得できますね。
パーツで拡張できる
そして、こちらのDRAW A LINE 。単なる突っ張り棒というではなく自由な拡張性があるのも特徴。トレイやフックなど別売りのパーツを取り付けることで、自由にカスマイズが可能。今回はそのうち3つのパーツを購入してみました。
012 Hook フックA
こちらは、シンプルなフック。ボディは棒と同様にマットブラックのアイアン製。
そしてネジの部分は真鍮を採用。表面にメッキ塗装が施されていないので、使っていくとじんわり色が変化していくそう。このあたりも楽しみです。
015 Hook B
こちらは、少し長さのあるフック。僕は、帽子をいくつか持っているので、それをかけようかなと思っています。
019 Tray
最後にトレイ。深さがあるので、置いたモノが落下する心配もありません。植物を置いたり、普段身につけるアクセサリー入れにしたり、使い方は無限です。
部屋に設置しました
実際に設置してみました。取り付けは説明書をみれば、一人でも簡単に可能。ネジを回して固定するスクリューロック方式を採用しており、本体はもちろん拡張パーツを取り付ける際に一切工具がいらない点は非常に嬉しい。
上のフックには帽子を。アウターを羽織る季節になったら、コートなんかを掛けても良いかもしれない。
真ん中のトレイにはひとまず植物を。ぱっと目につく位置に緑があるのは、なんだか部屋の印象が明るくなっていいですね。
下の部分にはフックを取り付け、いつも使っているバックパックを。カバンっていつもどこに置いておこうか迷うのですが、やっと定位置ができました。
空間に“余白”を作り出す
よく使うものをインテリアにしつつ収納する。DRAW A LINEはそんな絶妙な立ち位置にある数少ないアイテム。どこか置き場に困っていたモノたちがスッキリ収まる場所ができて、非常に満足です。
壁に穴を開けたりするようなアイテムではないので、持ち家・賃貸気にせず使えるのはありがたいですね。ブラックの他にもホワイトのタイプが販売されていたり、今回紹介した以外のパーツも複数販売されているので部屋の雰囲気や用途に合わせて選んでみてください。
あと、ちょうど最近はオンラインミーティングする機会が多いのですが、僕の場合ちょうど机に真後ろに設置したので、それとなくカメラに写り込んで背景の一部に…そんな使い方もできますよ。
DRAW A LINE – ドローアライン 平安伸銅工業株式会社
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