ワードローブに洗練されたベーシックを。FanmailのBOXY TEE
皆さんもきっと一着は持っているであろう白Tシャツ。最も着回しがしやすく、かつリーズナブルな価格で手に入るため、近年メンズ、レディース共にファッションの定番アイテムとなりました。それ故に、そこまでこだわりを持っている方は多くないかもしれません。
シンプルな見た目ゆえ、ぱっと見はさほど変わりません。しかし、僕はそんな毎日着るベーシックなアイテムこそ『愛着を持てるものを着たいなぁ』と日々思ってます。なぜ着ているのか、好きなのか、さらっと語れる人ってやっぱりカッコいいですよね。
今回は、そんな僕が先日見つけた“毎日を少しだけ上質に”してくれる白Tを皆さんにご紹介します。
FanmailのBOXY TEE
―fanmail is a line of sustainable wardrobe essentials made in new york.
デザイナーであるチャーリス・モリスにより2013年ニューヨークを拠点にスタートしたFanmail。
特徴は、sustainable wardrobe – 持続可能なワードロープをコンセプトに、糸の原材料から縫製される工場まで全て透明化する点。まるで、レストランで使われる野菜や魚、肉のようにどこで作られているのかが分かるのです。
生地にはGOTSと呼ばれる環境や製造者への健康影響まで考慮された厳しい基準をクリアした最高品質のオーガニックコットンのみを使用。きめ細やかでふんわりとした上質な着心地を実現しています。
モノの質だけでなく、ヒトや環境のことを考えたものづくり、そんな部分にも惹かれて購入してしまいました。
見た目からも分かる、肉厚でギュッと編まれた生地。それでいながら、なめらかな質感で品の良さを感じる白Tシャツです。
このTシャツの素晴らしいポイントが太めに編まれたネック部分。
このTシャツもう着ないな、と思うポイントの一つとして「襟元がヨレ」が挙げられます。さすがにだるっとと伸び切ったTシャツを着る気にはなりませんよね…
FanmailのBOXY TEEは、ネック部分が縦方向にガッチリ編まれており、見た目からも強さを感じさせます。現に5回ほど洗濯していますが、ほぼ“ヨレ”は感じられません。これならきっと長く着ていけるでしょう。
一枚でキマる白Tシャツ
US基準のサイズになっているので、ジャストで着たい方はワンサイズ落としましょう。
僕は少しゆったり着たいので、試着したうえでMサイズを購入しました。Mサイズは、肩幅48cm 身幅52cm 着丈65.5cm 袖丈15.5cmほど。
このTシャツでお気に入りなのはシルエット。肩は少し落ち気味で、身幅が広め、着丈も少し長めなのですが、きれいなボックスシルエットになっているため、全体的に野暮ったさが出ないのです。
crepusculeのニットカーディガンと合わせるとこんな感じ。着丈感のバランスも非常に良い感じ。
年中活躍する上質なワードローブとして
夏には、一枚で。それ以外のシーズンはインナーとして活躍してくれるアイテム。着丈長めなので、レイヤードさせて楽しむこともできますね。価格は90ドルほどと決して安くはないのですが、気軽に着れる上質なワードローブとしていかがでしょうか。
ちなみに僕は、このほかにも2着、計3着購入しました。中目黒の1LDKなど、セレクトショップでも取り扱っていますので、ぜひお立ち寄りの際は触れてみてください。きっと気にいるはず。