衣服は人を作る。VISTIS VIRUM REDDITの指紋Tシャツ
トレンドは常に揺り動くもの。ここ数年は、無地の白Tなど、極めてシンプルな着こなしが流行していましたが、ここにきてチェックなど少し装飾性の高いアイテムが各ブランドからこぞってリリースされるようになりました。
まさに今はその過渡期。僕自身も夏の装いは無地Tシャツがほとんどだったのですが、この機会に少し違ったアイテムを取り入れて見ようと、新しいTシャツを購入しました。
VISTIS VIRUM REDDITの指紋Tシャツ
今回紹介するのは、VISTIS VIRUM REDDIT(ビスティスビルムレディット)から毎年定番アイテムとしてリリースされている指紋Tシャツ。
VISTIS VIRUM REDDITは、ファッションブランド「golem」のデザイナーとグラフィックデザイナー「Kos-crea」との協働で生まれたTシャツブランド。
ブランド名は、ラテン語の格言で『衣服は人を作る』を意味しており、社会性の高いメッセージをコラージュやモチーフで表現したデザインが特徴です。
この指紋Tシャツは、アインシュタイン、マリリン・モンロー、チェ・ゲバラ、チャップリンと過去の偉人たちの顔が指紋の中から浮き上がってくるモチーフが印象的。
僕はアインシュタインモデルをチョイスしました。アインシュタインはドイツの天才科学者で、相対性理論なんかで知られていますよね。このペロッと舌を出した顔がユニーク。
近くで見ると、顔が見えなくなります。不思議。
ネックもいくつか種類がありましたが、今回はUネックのものに。通常の丸首に比べて、首元がぐっと広くなっているので、どこか色っぽい感じがします。
裾元には、アインシュタインの少し皮肉めいた名言「Only two things are infinite, the universe and human stupidity (無限なものがふたつしかない。それは宇宙と人間の愚かさである。)」が刻まれています。
Tシャツの生地は薄手で軽やかなな印象。写真では分かりづらいかもしれませんが、真っ白ではなく、ややオフホワイトよりの色味です。
モノトーンですが、かなり主張の強いグラフィックでTシャツ一枚でも地味になりすぎないのが嬉しい。この夏、ヘビロテしたいですね。
春秋なら、こうやって上からジャケットスタイルのはずしとしても使えそう。VISTIS VIRUM REDDITは、取扱い店舗が少ないので、なかなかお目にかかる機会がないかもしれませんが、ぜひ見つけた際は手にとってみてください。
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