夏、足下、エンダースキーマのサンダル
僕は夏が好きです、それはイベント事が多いから。昔を思い返せば、部活の大会、自分の誕生日、今でも音楽フェスやお祭り、旅行が。一年の中でとりわけ外に出る機会が増える季節です。
しかし、ファッション的にはあんまり着こなしを楽しめない季節なんですよね。特にメンズは、アイテムのバリエーションが限られるので、遊びの幅が狭いのです。
そんな夏ファッション楽しみつつ、暑さと共に付き合っていくために欠かせないアイテム、それが「サンダル」でしょう。
Hender Scheme「tortoise」
ふらりと立ち寄ったセレクトショップで直感的に惹かれてしまったのが最期、買わずにはいられず、悩んだ末に購入したのがこちら、Hender Scheme(エンダースキーマ)のサンダルです。
Hender Schemeというブランドをご存じない方の為に軽く紹介をしておくと、2010年からスタートした日本のレザーブランド。
現在は小物からインテリアまで様々なアイテムをリリースしていますが、もともとはシューズブランドとしてスタートした背景があり、代名詞となっているのが「オマージュライン」のアイテム。
adidasやNIKEの人気にスニーカーをソールからシューレースに至るまでほとんどのパーツを“レザー”で作り上げたスニーカーは、ひと目みたら忘れないインパクトがあります。
異素材の組み合わせ
今回、僕が購入したのはHender Schemeの「tortoise」というサンダル。サンダル自体はわりと定番アイテムとしてリリースされているのですが、シーズンごとに若干素材に変化をもたせています。
ベルトタイプのサンダルで、カジュアルからキレイめまで比較的合わせやすいデザインです。
今回のモデルはベルト部分に4つの異素材を採用。
一見同じブラックですが、カウレザー、ハラコ、パテント、ナイロンが用いられることで、表情豊かに。
カマボコソール
そしてなによりも特徴なのがこのソール。通称”カマボコソール”とも呼ばれるボリューミーなソールは非常に存在感があります。
ここのところファッション全体にビッグサイズのアイテムが増えてきたので、足下にもボリュームがあるとちょうどいい塩梅になるんですよね。
正直は着心地はよくなさそうな見た目をしていますが、この深い切れ込みのおかげで、思いの外ソールがぐっと湾曲し、返りもしっかりあるので、なかなか悪くない感じです。
カマボコソールの上にコルク、そして足入れ部分にスエード調のレザーといった組み合わせ。正面、横、上、どこから見ても面白い工夫が凝らされたアイテムですね。
シャツやワイドパンツと合わせて
実際に履いてみるとこんな感じ。古着のシャツをあわせてみました。
こちらはブラックのTシャツにワイドチノパンを。しっかりボリュームがあるので、パンツにサンダルが負けていませんよね。
ただ、レザーというだけあって、最初は硬さがまだ残っている感じが。正直、いきなりこれで遠出するのは危なさそう。
まずは近所のカフェに行く際に履いていって、少しずつ馴染ませていきたいと思います。夏の後半には街デビューさせてあげられるよう、頑張りたいと思います。
みなさんもお気に入りのサンダルを見つけて、夏を快適に楽しみましょう。