今、履きたい一足。ビッグサイズの「Nロゴ」
スニーカーってどうしてこんなに魅力的なのでしょうね。いくつ買っていても、新作がリリースされる度に心が惹かれます。
当然人気のスニーカーは入手が困難で、発売日に購入できるのはほんの一握り。数日後にはプレ値がついてフリマサイトやオークションサイトで取引されています。(NIKE×Sacai欲しかった…!)
先日もあるスニーカーが欲しくて、発売日に公式やセレクトショップのオンラインサイトに張り付いていたのですが、タッチの差で購入できず。
しかし、「もしかすると店頭なら意外と買えるのでは?」と思い立ち、朝イチでショップに行ってみると、なんともあっさり購入することができました。
New Balance 327
それがこちら、最近ジワジワと人気が高まっているニューバランスの新作「MS 327」というモデルのスニーカー。
ニューバランスは以前もM996を履いていたのですが、履き心地も良く、服装問わずに合わせやすいボテッとしたデザインゆえに、靴箱からついつい手にとってしまう魅力があります。
この「MS 327」は昨年の5月に発売されたばかりのニューモデルですが初回販売時は即完売。その後も一番人気のグレーは毎回争奪戦が起きるほどの人気ぶり。これまでにも数回リストックされていますが、毎回ほんの数十秒でソールドアウトしてしまいます。
70年代のランニングシューズを再構築
全体的にちょっと角張ったデザインが特徴の327は、1970年代にニューバランスが手掛けていた3つのランニングシューズ「320」「355」「Super Comp」がソースになっています。
ちなみにニューバランスの代名詞とも言える側面の「Nロゴ」が初めて採用されたモデルは「320」だそう。
ぐっとシェイプの効いたアウトソールは、これまでのニューバランスのイメージを覆すモダンでスタイリッシュな佇まい。
トゥの部分のスエードとナイロンの切り替えが可愛らしい。
ヒールの部分もソールが巻き上がった大胆なデザイン。このあたりは、かつてのランニングシューズとも共通する部分ですね。ソールの凸凹もデザインによいアクセント。
ヒールの内側に小さく「new balance」のロゴ。
大きな「N」アクセントに
そしてなによりも特徴的なのが、側面にあしらわれた大きな「N」のロゴマーク。通常の「Nロゴ」の2倍、いや3倍くらい大きそうですね。
ニューバランスのスニーカーは一見似たようなルックスが多い中、明らかに差別化が図られています。
グレーとホワイトのナイロン地の切り替えでNを表現。なんか立体感がなく、寄ってみると不思議。
内側には「Nロゴ」はなく、ミニマルなデザイン。このコントラストも面白いですね。
毎日履きたくなる一足
購入してからというものの、冗談抜きで週の半分くらいはこのスニーカーを履いている気がしています。とにかく歩いた際の負担も少なく、どんな服装でもアクセントになってくれる使い勝手が良すぎる一足。
先日、京都・神戸へ旅行に行った際にも履いていき、めちゃめちゃ歩いたのですが非常に助けられました。ニューバランスの数あるラインナップの中でも価格もわりと手頃ですから、ぜひ見かけた際は手にとってみて下さい。
過去の名作スニーカー
こちらも30年以上前のスニーカーを現代に蘇らせたZDAの一足。ハイテクスニーカーも良いですが、ちょっと可愛らしい見た目のレトロスニーカーっていいですよね。
30年の時を超えて蘇る。東欧スロバキアからやってきたレトロなスニーカー