あらゆるシーンで背負える洗練されたデザイン。Un coeurのバックパック「TOROⅡ」
いよいよ夏。ちょっと遠出する予定もぽつぽつと増えてきたこともあり、出かける際ちょっと気軽に使えるサブのバックパックを探していました。
そして、色々探し回った結果「現状これがベストかな」と思えるバックパックを見つけることができたので、みなさんにもご紹介します。
洗練されたデザイン – Un coeurのバックパック「TOROⅡ」
今回購入したのがUn coeur(アンクール)のバックパック。Un coeurはmaster-pieceやSLOWなどを運営する井野屋のブランドの一つで、”今っぽく”洗練されたデザインのアイテムが多いバッグブランド。
これまではレザーのバックパックを愛用してきたが、やはり革という素材ゆえ若干気を使う部分があったり、カジュアルな服装だとちょっと浮いてしまう場合も。
そこで、もう少し気軽に使いやすいバックパックを探している中で出会ったのがこちら。ここ最近、ファッション雑誌などで見かける機会も増え、他にはあまりない独特のデザインにもひかれました。
バックパックといえば、レザー・ナイロンあたりが定番の素材ですが、こちらはスーツやジャケットに使用するウールっぽい生地を採用しており、非常に美しい”面”になっています。
見た目だけじゃない、優れた機能性
スタイリッシュな見た目…だけではないのがこちらのバックパックの魅力。しっかり機能面もこだわり、使い心地もなかなかのもの。
背面とベルトにはしっかり厚みの感じられるクッションが入っており、背負い心地も快適に。背中にあたる部分はメッシュになっているので、夏場でも蒸れにくくなっているのが良いですね。
内布はブルーになっており、中に入れた荷物の視認性も良さそう。背中の面と逆側にそれぞれポケットがついています。
2段のクッションポケットになっており、こちらにはノートPCやタブレットを入れる用となっているようです。なにかの拍子で飛び出さないようにベルトがついているのも、良いですね。
反対側には、小物を収納できるジップ付きポケットが。僕であれば鍵とかイヤホンとかを入れたいかな。
ジップの仕様がちょっと残念かも
約1万円で購入できるバックパックで、この見栄え、さらに機能性とくれば、市場にあるバックパックでも指折りのコストパフォマンスと言えると思います。さらに言えば、まだまだメジャーな存在ではないので被りが少ないのが個人的には嬉しい。
ここまで良い部分を挙げてきましたが、個人的にここは気になるな…という部分もあったので、そちらにも触れておきましょう。
僕が気になったのはジップの端の処理。(説明がやや難しいのですが)一般的な場合はジップ端に生地を上から被せて覆うような仕様になっているのですが、このUn coeurはデザインの仕様上なのか、そのままむき出しなんですよね。
これにより、ジップが最後まで締まりきらず、知らずしらずのうちに緩んで開いてしまう現象がわりと頻度高く起こってしまうのです。ここだけがちょっと惜しいですね…
実際に背負って出かけてみました
実際に荷物を中に詰めて、出かけてみました。
僕が購入したのはグレーなのですが、この色味は使いやすいですね。手持ちの服はダークトーンが多いので、やや明るめのグレーがちょっとしたアクセントになってくれます。
寄るとこんな感じ。どうしても四角に近いバッグは上部が凹んでしまうのですが、もともとの素材感がと柔らかいので、そこまで気にならない気がします。
持ち手もついているので、手持ちも可能。バッグハンガーのClipaなんかも使えます。
カジュアルにも、フォーマルにも合わせやすい
この洗練されたルックスであれば、カジュアルなシーンだけでなく、スーツやセットアップスタイルでも割とハマりよく、フォーマルなシーンでも問題なく使用できそう。
上記で挙げたような若干気になる点はあるにせよ、約1万円という価格帯で、ここまで見た目・機能面のバランスが優れたバックパックはそう多くはないでしょう。
新しいバックパックをお探しの方には、ぜひともチェックして頂きたいアイテムです。
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どんな時も“こだわり”を背負って。MOTHERHOUSE「Antique Square Backpack」