ニッポンの香りを身に纏う。J-Scent「橙マツリカ」
暮らし、を考える上で服や雑貨、食べ物など目に見える存在を考えることは当然ですが、ここのところ「香り」もその一つになるのではないかと感じるようになりました。
カフェに行けばコーヒーの香りが充満しており、どこかシャキッとした気分に。アロマの香りを嗅げば、精神的にリラックスできる。香りは気持ちと密接に関わっていることが、日々の生活の中でも強く感じられます。
つい先日、中目黒の蔦屋書店に立ち寄った際、香りにまつわるアイテムを見つけたので、購入してみました。
日本の香水ブランド「J-Scent」
僕が今回、購入したのがこの「J-Scent」というブランドの香水。
日本人に好まれる香りを追求して生まれたそうで、日本の独特な美意識、伝統、文化、それらを和(あ)えることにより生み出された香りは柔らかで自然な印象です。
ひとつ3000円程度で購入できるため気軽に試しやすく、定番ライナップが16種類と豊富な点もオススメのポイント。
蔦屋書店別注「橙マツリカ」
そんなJ-Scentに蔦屋書店が別注をかけたのが「橙(だいだい)マツリカ」。実際に店頭を訪れた際に一通り試して、個人的に一番気に入った香りです。
ちなみにパッケージと容器は別注限定仕様になっており、ボトルの蓋とパッケージの箔の部分がシルバーからゴールドに変更されています。
トップ:ネロリ、ベルガモット、マンダリン
ミドル:ジャスミンサンバック、オレンジフラワー、ミューゲ
ラスト:ムスク、アンバー、グアイアックウッド
一応説明を読んでみると、
あたたかな陽の光を浴びた、みずみずしく可憐な橙の花の香り。
純白の橙の花のフレッシュな香りが、時間の経過とともにジャスミン(茉莉花=マツリカ)のホワイトフローラル、ホワイトムスクの陽の光のようなぬくもりを感じさせる甘い香りへ変化します。
とのこと。
あくまで個人的に感覚ですが、つけた瞬間は、某入浴剤の森の香りがふわっと広がり、少しずつやや甘いフローラルの香りへと変化して行く印象。あまりクセがなく、嫌いな人の少ない香りかなと思います。
誰かの記憶に残る香り
香りは、人間の本能へダイレクトに訴えかけると言われるほど5感の中でも重要な存在。
潮の香りがすれば、海での淡い思い出を、街なかでもふわりと香る匂いで友人や昔の恋人の香りをふと思い出す、なんでこともきっとあるでしょう。
この「橙マツリカ」の香りも、誰かの記憶のピースとなれば嬉しいかなと。
関連:無印良品のアルミアトマイザー
ちなみに僕は、こうしたアトマイザーに入れ替えてポーチの中に忍ばせています。リフレッシュしたいとき、リラックスしたいとき、集中したいとき、場面に合わせて、香りを持ち運ぶ’のも良いかもしれませんね。