モバイルの常識を覆す。17インチの世界最軽量ラップトップPC「LG gram」
ノートPCをカバンに携えるようになって、はや数年。ただただコンテンツを見る側から、少しずつ作り側に回るようになり、そのありがたみをより一層感じています。
家でもオフィスでも学校でも、なんなら移動中の車内でもどんなところでも、高いパフォーマンスを発揮して、快適な作業環境を提供してくれる存在は手放せません。
そんなノートPC、現在持っているMacBook12インチは約半年以上使用しているのですが、ここのところ少し思うところも。
それは、画面サイズの小ささ。そもそも分かっていたことではあったのですが、もう少し広ければいいのになぁと感じることもしばしば。モニターを使うようになってはなおさらです。
軽さ、薄さを最重視したチョイスだったので、これはもうトレードオフなのかなと諦めていました。
LG gram 17インチ
ただ、その当たり前を壊す新たなノートPCが市場に登場しました。それがLGエレクトロニクス社の「LG gram」なるシリーズ。
2019年3月、発売開始のタイミングに「#LGgram #LGgramers」キャンペーンの一環として、最新のLG gram 17インチモデルを一台ご提供いただくことに。
テクノロジーが詰まったシルバーの筐体。
販売モデルは、Core i5の(17Z990-VA56J)とCore i7の(17Z990-VA76J)がありますが、今回Core i5のSSD256GBのモデルです。
最新の第8世代インテル®Core™プロセッサーと、DDR4メモリを搭載しているということで、動作もキビキビと行えそう、期待が持てます。
詳細は以下の通り。
OS | Windows 10 Home 64bit | |
筐体仕様 | 重量:1340g | |
バッテリー駆動時間 | 22時間 | |
プロセッサー | インテル Core™ i5-8265U | |
メモリ | DDR4-2400MHz 8GB(8GBx1 / 最大16GB) | |
SSD容量 | SATA3.0 SSD 256GB | |
映像出力端子 | HDMI 出力×1 | |
USB端子 | USB3.0×3 / Thunderbolt™3×1 | |
その他端子 | ヘッドホン出力 / microSDカードスロット | |
セキュリティ | 指紋認証 |
ギネスブック認定の圧倒的な“軽さ”
とにかく押しに押されているのが、本体の軽さ。実際届くまでは半信半疑だったのですが、実際に手にとって見るとこれは驚き。
17インチでわずか1340g。
数値だけみるとなかなか伝わらないのですが、その見た目に似つかわしくない、片手でラクラクと持てるほどの軽量性。まるで何かの錯覚に陥っているようです。
実際、他のPCで1300g代というと 13、14インチのものがほとんどですから、この大きさでこの軽さは驚異的。
デスクトップなら重くてもスペックを取りますが、カバンに入れて持ち運ぶのであれば、やっぱり軽いPCというのは非常にありがたい。
最大22時間持つバッテリー
注目してほしいのは、本体の重量もさることながら、バッテリー駆動時間。最大で22時間持つのであれば、正直充電器はいらないかも。パソコンをポンっとバッグに入れておけば、いつでもどこでも快適に作業できそうです。
ちなみに本体は、付属の充電器はもちろん、USB-Cの端子からも充電が可能です。
Thunderbolt3搭載の端子も充実
右側には、
- MicroSDカードスロット
- イヤホンジャック
- USB3.0 × 2
左側には、
- HDMI出力
- USB3.0
- USB Type-C(Thunderbolt3)
を搭載。昨今のモバイルPCは端子がUSB-Cに統一されているものが増えてきたものの、HDMIやUSB-Aも使用する機会はまだまだ多いため、基本的にはハブが必須。このLG gramはそうしたハブを併せ持たなくも良いのは好印象。
ただ、カメラユーザーとしてはMicroSDよりはSDの方が良かったかも…と感じました。
ミルスペックの堅牢なボディ
ボディには航空宇宙素材やスポーツカーのホイールなどで使用される各種マグネシウム合金を採用することで、軽量と耐衝撃性を両立。
米国国防総省制定MIL規格(MIL-STD-810G)に準拠した通称「ミルスペック」のボディ。
軽さのみならず堅牢性にすぐれたボディは、出張などが多いビジネスマンの方にも良いかもしれませんね。
フルHDを超える解像度
僕自身がPCで作業する事といえば、丁度この執筆時のようにウェブブラウザを開きながら、テキストエディタで文章を書いたり、LightroomやPhotoshopを使って画像の編集、最近は時々Finalcutでの映像編集、おおよそこんな程度。
いわゆるデスクトップPCを所持していないため、こうした作業の際は12インチのノートPC、あるいはそこにモニターをつないでいました。
いちいちウィンドウやタブを切り替えたりするのも面倒なので、なるべく一面に並べることがおおいのですが、その際に解像度の高く、作業・閲覧スペースが広くなるディスプレイは非常に助かりますね…!
また、高精細なIPSパネルを採用しているので、画像や映像の編集に関しても、より細部までこだわることができそうです。
セキュリティに優れた指紋認証搭載
ハイエンド機ではおなじみとなりつつ指紋認証はこのLG gramにも。右上の電源ボタンに指をおいて、認証します。
スリープ状態からいちいちパスワードを打たなくていいのは、ちょっとしたことですが積み重なるとストレスに感じる部分なので、こうしてワンタッチでロック解除できるのは便利。
なおかつパスワードを不意に見られてしまう恐れもないので、セキュリティにも優れます。
次回は実際に使用レビュー
届いて数日なので、まずはファーストインプレッションを皆さんにお伝えしました。
このLG gramであれば「軽さ」という部分のように“ウリ”を持っている製品は、多少どこかが劣っていたとしても、惹かれるものがありますね。
次回は、実際に僕が普段利用しているサービスや執筆環境での利用レビューもお伝えできればと思っています。お楽しみに。