冬を乗り越えるために“紳士な”コートを買いました
正直なところ、僕はあまり冬が好きではありません。
クリスマス、お正月とイベントごとも多く、賑やかなシーズンではありますが、いかんせん寒すぎます。ましてや、細身の体型で筋肉と脂肪の少ない僕の体は熱を生み出しにくいので、なおのこと。
それでも、コタツの中にずっとこもっているわけにも行かず、毎日外出はしなければならない訳です。こうなると、もう朝から億劫…。
僕の場合、こういう時に頼るのはファッションだったりします。「明日はこの服着たいな」そんな風にしてちょっとだけ気分を高めるアイテムや行為を散りばめておくだけでも、ずいぶんと心の持ちようが違う気がします。
今回は、そんな凍える冬を乗り越えるために購入したコートをご紹介します。
MISTERGENTLEMAN – CHESTER FIELD COAT
購入したのは、MISTERGENTLEMANのCHESTER FIELD COAT。
こちらのアイテムは17-18AWのルックに用いられており、遠目からも存在感の感じら2れるこのグレンチェックの柄と大ぶりのシルエットに一目惚れしてしまいました。
ちなみにMISTERGENTLEMANは、2012年SSより始まった日本のデザイナーズブランド。PHENOMENONを手がけたオオスミタケシ氏とTHE CONTEMPORARY FIXの吉井雄一の二人によって立ち上げ。
ベーシックなデザインの中に大胆な切り返しや他のアイテムのディティールをドッキングしたデザインが多いのが特徴。トレンドを抑えつつも、デイリーに使えるアイテムが多いので、僕自身も好きなブランドの一つです。
トレンド感のあるディティール
ここ数年のトレンドをこれでもか、と詰め込んだのこのコートの魅力。シルエットはビッグサイズ、肩はラグラン仕様になっており、リラックスした印象。
ホワイト、グレー、ブラックの3色を織り込んだグレンチェック柄の生地。しっかりと厚みがあるので、羽織ったときの落ち感が素晴らしい。
仕立ては徐々トレンドになりつつあるダブルブレスト。チェックの柄と合わさり、よりクラシカルなテイストに。
ラペル部分はノッチドラぺル。細すぎず、太すぎず絶妙の幅で、顔周りを引き立ててくれます
裏地にはキュプラを採用。腕通りがよいので、脱ぎ着の際にストレスを感じません。
季節に合わせたアイテムを
ザックリ羽織るだけで“雰囲気”にある印象を作ることができるロングコートはこの冬、一番活躍してくれたアイテム。
冗談抜きで、こいつのおかげで乗り切れたと思います。どうもありがとね。もうちょっとだけよろしく。
さてさて、あとⅠヶ月もすると春がやってきます。僕はいわゆるライトアウターを持っていないので、そろそろ目星をつけて手に入れないとなぁ。
2020年の冬はこちらのコートを
2020年の秋冬も、また新たに一着コートを購入。まさに”素材オタク”なデザイナーさんが作り上げた珠玉のトレンチコートです。