9つのポートに、計算しつくされたギミック。USB-Cハブの完成形がSatechiから届きました
MacBookシリーズからHMDI、SDカードなどの各種ポートが廃止されてから早6年。
しかし、ここのところの噂では次世代のMacBook Proでは失われたポート類やMagSafeの復活、さらにはあまり好評ではない（？）Touch Barの廃止など、原点回帰の流れが囁かれております。
もしかすると再びUSB-Cハブを持ち運ばなくても良くなるかも、そんなタイミングではあるのですが、6年の月日で進化を続けたハブも、ある種“完全体”といって差し支えないハブが発売。
Satechi「On-the-GoマルチUSB-Cハブ」
それが、harekarake読者ならお馴染みのSatechi（サテチ）からリリースされた新作のUSB-Cハブ「On-the-GoマルチUSB-C」。今回メーカーさんの方からサンプルを一つご提供いただきました。
僕自身がMacBook12インチを使用していた時代にも一度、SatechiのUSB-Cハブをご紹介したことがあるのですが、数年でさらに“モノ”としてのクオリティがさらに上がっていますね。
エッジ部分のラウンドもなめらか。アルミ削り出しボディの質感、グレーの色味も深くなり、より一層Apple製品との親和性が高まっています。
Satechi製品はハブ以外にも数多くのMac周辺機器を販売していますが、どれもAppke製品へのリスペクト、親和性が感じられる仕上がりなんですよね。
まさに全部入りな「9ポート」仕様
搭載ポートは下記の9つ。基本的にUSB-C、USB-Aはどのポートでも備えついていますが、HDMIはあるけどVGAはない、SDはあるけどイーサネットがない、などなかなかここまで全てのポートが一つに集約されているハブはかなり少ないはず。
・USB-C PD充電 (最大100W) ・USB-Cデータポート ・HDMI ・VGA ・ギガビットイーサネット ・USB-Aデータポートx2 ・microSDカードリーダースロット ・SDカードリーダースロット
左側のパススルー充電ポートは最大100Wまで対応。MacBook 16インチでも問題なく最大速度で充電可能な点はかなり魅力的です。真ん中はデータ通信用のUSB-Cポートです。
反対側は、左右をUSB-Aデータポートが囲む形で中央にmicroSD/SDカードリーダースロット。
そして、そしてこちらのハブ、もう一つの・HDMI/VGAディスプレイ出力ポート。この２つが揃っているポートって結構少ない気がします。
ケーブル内蔵し、携帯性も兼ね備える
豊富なポートだけで終わらないのが、このハブの凄さ。ぱっと見どうやって使うの？と思われた方もいるかも知れませんが、ご安心を。しっかり考えられた作りになっています。
本体中央にあるこの凹みにご注目ください。
つまんで引き出すと。
そう、PCとハブ本体を繋ぐUSB-Cケーブルが内蔵されているのです。ほんとよく考えますね、、、笑
引き出してすぐ下のポートに接続して使うというわけです。
実際に使用するとこんな感じ。長さは11cmほどとかなり短めなので、かさばらなくてよい。
ハブ本体で考えると、以前ご紹介したVAVAよりも一回り大きいが、搭載ポートの多さとケーブル分を含めると携帯性はむしろSATECHIの方が優れていると言えるでしょう。（ケーブルが長いハブは収納しずらいのですよね）
自宅でも出先でも。備えあれば憂いなし
ちなみに、短いケーブルだけでなく、1mのロングケーブルも付属しており、自宅やオフィスで使用する際には使い分けも可能。
これまで主流だったケーブル付き、ケーブル無しの直付けに新しい選択肢をもたらしたSATECHIのハブ。正直機能面はもうほぼほぼ完成形と言って良いではないでしょうか。あとは諸々通信速度の規格がアップデートされていくとか、その程度な気がしています。
そして何よりも、MacBookに最適化されたデザインの良さ。ここだけみても十分に所有する価値のあるアイテムだと思います。
デスク周りを整えるSatechiのトラベルチャージャー
過去の紹介したSatechi製品から一記事。今なお、愛用しているトラベルチャージャーは、スマホ・タブレット充電をまとめるのに便利です。
デスク周りをスッキリ整える。Satechi 75W デュアル Type-C トラベルチャージャー
