充電器も一つ先の世代へ。Anker「PowerPort Atom PD 1」

Anker PowerPort Atom PD13

携帯電話やパソコンが、かつて非常に大きかったように、ガジェットの分野において、進化の指標の一つとなるのは「いかに“小さく”なるか」だと僕は思っています。

今回も、「充電器」という極めてニッチな分野において、またひとつ大きな進化といえるアイテムが発売されました。

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PowerPort Atom PD 1

Anker PowerPort Atom PD11

それが、Ankerから発売されたUSB-C用の急速充電器「PowerPort Atom PD 1」

Anker PowerPort Atom PD13

驚きなのが、これが決してiPhone用ではないということ。この手のひらにすっぽりと収まるゴルフボールほどの大きさで、最大30W出力が可能。つまり、僕が使っているMacBook12インチを充電できるんですよね。

Anker PowerPort Atom PD19

これまでも、同じAnkerの「Anker PowerPort Speed 1 PD 60」を使用していたのですが(これでも純正に比べると図一回り小さい)、よりコンパクトに。

Anker PowerPort Atom PD111

この小ささには、何でも「GaN(窒化ガリウム)」と呼ばれる新しい素材を採用したことが関係しているそう。

従来の半導体に用いられるシリコンに比べ、GaNはエネルギー効率が高く、発熱を抑えられる特徴が。そのため、従来の充電器に必要な排熱スペースをへらすことが可能となり、極限までミニマルな充電器が実現しました。

今後も「GaN」採用アイテムが続々とリリース予定

Anker usbc lightning11 1

本当に素晴らしいアイテム…ですが、ひとつ欠点があるとすれば、iPhone用のものと同様に、プラグが折りたたみできない点。

究極の小ささを追求した結果でしょうが、できれば、かばんやポーチの中で他のものと接触する恐れがあるので、今後の新商品では折り畳める仕様を期待したいところです。頑張れAnker…!

ちなみにAnkerは今後もこのGaNを採用したアイテムをリリースしていく予定だそう。凄まじいスピードで研究・開発・商品化を行う企業ですので、今後も目が離せないですね。

追記:少しだけサイズアップしていますが、折リたためる版もでました。

関連:合わせて使いたいAnkerのUSB-C to Lightningケーブル

記事:カバンの中身をより軽く。USB-C to Lightning で充電を統一化する

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