80年代カルチャーを今っぽく再構築した「Strum addict」のスニーカー
直近のファッショントレンドでは、80,90年代のストリートカルチャーが再注目。どこか懐かしさを覚えるようなディティールが盛り込まれたアイテムや、シルエットもオーバーサイズの着こなしが目立ちます。
僕自身はそうしたカルチャーと縁遠い人間なのですが、せっかくならファッションで何かしら取り入れてみたいと思い、スニーカーを一足購入してみました。
Strum addictのスニーカー
それがこちらの一足。Strum addict (ストラムアディクト)という国内スニーカーブランドが手掛けているスニーカーです。
もともとCOMME des GARCONSやニューバランスなどのシューズ制作に携わった山口幸利氏が2014年にスタートしたブランドで、80,90年代のストリートカルチャーから着想を得たシューズが特徴。
取扱店がそれほど多くはないので、知名度は高くありませんが特徴的なアイテムが多く気になっていました。
【About】 “strum design” から生まれたスニーカーブランド。80’sスケーターシューズやスケートカルチャーにフィーチャーし、ベルクロデザインやオールドスクールな印象のディティール を特徴に、より上品で上質に再構築されたスニーカーを展開します。 – strum design
シルエットは、スタンスミスのようなシュッとしたスニーカーと比べるとややボテッとボリューム感のある印象。かわいらしさがあるので、あえてジャケットやスラックスなどかっちりした格好に合わせて使いたい。
アッパーには、ヴィンテージ加工を施したカウレザーを使用。最近ハイブランドのシューズでもよく見かけるディティールですね。
レースも単色ではなく、ホワイト×ブラック。こうしたさりげない主張が普段使いには嬉しいです。
ソールにはおなじみVIBRAMソールを採用。耐久性とクッション性に優れているので、機能性にも優れた一足です。
足と服にしっくり馴染む
実際に着用すると分かるのが、足馴染みの良さ。デザインもさることながら、インナーにも柔らかなレザーが採用され、またラスト(木型)が日本人の足に合わせて作られていることがよく分かります。
デザインも主張しすぎず、地味すぎず非常に良い塩梅で、服装を選ばず合わせやすそう。僕はスポーツブランドのスニーカーをよく履くのですが、ちょっとだけいつもと違う感じで新鮮です。
新しい季節に新しいスニーカーを
暖かくなり、本格的に衣替えの季節。洋服だけでなく足元も一新して、軽快な気分で春を迎えたいですね。そんな際は、ぜひStrum addictのスニーカーをチェックしてみてください。
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